不正競争

不正競争防止法は著名商品やブランドなどを模倣から守ります。

この法律は、事業者間の公正な競争及びこれに関する国際約束の的確な実施を確保するため、不正競争の防止や損害賠償について定め、国民経済の健全な発展に寄与することを目的としています。

Q&A -2012年02月05日

Q.著名な商標が登録しないでも保護されるのなら、登録しないでもいいのではないですか?

A.不正競争防止法により保護される商標や商品等表示は、著名なものであることが必要ですが、著名であることの証明には膨大な資料等を収集し提出することが必要で、裁判などの費用や時間もかかります。
そして判決が出るなどして結論が確定するまでの間、不安定な権利状態となります。
さらに、不正の目的をもって使用したものであることを証明しなければなりませんが、相手の意思を証明することほど大変なものはありません。
これらが立証できなければ、保護が認められないということにもなりますので、商標登録の重要性が明らかだと思います。
また、特許庁が著名でああると認定しなかった場合に、第三者が登録してしまうというリスクもあります。

Q.では、意匠登録についてはどうですか?

不正競争防止法で保護される商品形態は、その商品が最初に販売されてから3年までに限られます。
これに対し、意匠登録をすれば権利は登録から20年間です。
また、裁判等での証明が必要で、そのための時間と費用がかかることは、商標の場合と同様です。

著名商標、商品等表示、商品形態の保護 -2008年01月20日

不正競争防止法で禁じられている不正競争の類型には、
他人の著名な商品等表示(氏名、商号、商標、その他の表示)と同一又は類似の表示を使用することによって、混同を生じさせる行為や、
他人の商品(最初の販売から3年までのもの)の形態を模倣した商品の、譲渡、輸出、輸入等をする行為、
窃取、詐欺、強迫その他不正の手段により営業秘密を取得等する行為、
商品や役務の広告、取引書類などに、原産地、品質用途、数量等の誤認をさせる表示をするなどの行為、
競争関係にある他人の営業上の信用を害する虚偽の事実を告知、流布する行為、
などが規定されています。
これらの不正競争行為は、この法律により差し止められ、また損害賠償や刑事罰の対象とされています。

ご利用規約 | 個人情報・秘密情報の取り扱い | 著作権・リンクについて